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ポストペタスケールシステムのための電力マネージメントフレームワークの開発
ポストペタスケール計算システムでは、消費電力がシステムの設計や性能を制約する最大の要因と考えられています。本研究では、使用可能電力に制約が存在す る中で、アプリケーションの性能を最大化することを目的に、ハードウェアが持つ電力制御機構を適応的に制御するためのコード最適化技術やシステムソフト ウェアを研究開発しています。これにより、限られた電力資源を真に有効利用できる計算環境の実現を目指しています。

組み込み用途プロセッサ向け細粒度パワーゲーティングの研究
半導体プロセスの微細化に伴い、LSIが動作していない時にも定常的に流れてしまう漏れ電流(リーク電流)による消費電力が問題となっています。今後は、 LSI全体の半分以上が漏れ電流による消費電力になるとさえ言われており、早急な対策が必要となっています。現在は、動作していない時には回路への電源供 給を遮断するなどして対処していますが、将来的にはプログラムを実行している最中の漏れ電流にも対処しなければなりません。そこで、命令の実行やプロセッ サ内の各部の電源供給を適切に制御することで、実行中の消費電力を削減するための研究を行っています。